藻のブログ

27歳無職、日々の考え事を整理するためのブログです。

無職への道①〈退職報告編〉

 2020年末をもって、新卒入社した会社を退職しました。経験したことを忘れないように記録するとともに、1人の人間が退職するまでの物語を楽しんで頂ければと思い、退職体験記を書いてみたいと思います。

 今回は〈退職報告編〉です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大

 2020年1月に中国の武漢で発生した、新型コロナウイルスの感染拡大のニュースを、当時の私は人ごとのようにスマホで眺めていました。今までも同様のニュースを目にすることはありましたが、自分の身近なところで発生していなかったため、今回のニュースも自分には関係のないことのように思っていました。そんな風に思っている内に、3月に予定していた海外旅行のツアーが中止になり、仕事にも大きな影響が出て遅くまで残業する日が続くなど、あっという間に私の生活も新型コロナの影響に飲み込まれていきました。

 

彼氏から「転勤になりそう」

 毎日残業で疲労困憊になっていたある日、当時中距離恋愛をしていた彼氏から連絡がありました。

 「転勤になりそう」

 交際2年目に転勤を経験していたので、また転勤があることは知っていました。しかしこのタイミングで来るとは...。当時は新幹線で1時間弱の隣接県同士での中距離恋愛でした。まだ転勤先は確定していませんでしたが、近くても新幹線で2時間、遠ければ飛行機で移動しないといけない場所でした。

 また、4月に発令された緊急事態宣言によって県を跨いだ移動の自粛が要請されたことで、会えない日が続いていました。加えて、彼氏の転勤先での仕事はとても忙しく、これまで以上に会うことが難しくなることも分かっていました。

 元々次に転勤する時はついていく方向で話をしており、決めていた通り、彼氏の転勤先に私の会社の拠点があれば異動願を出し、拠点がなければ退職することにしました。

 

上司へ「退職します」

 6月に入った頃、彼氏から転勤先が決まったと連絡があり、その転勤先には私の会社の拠点がなかったため、私は退職することにしました。

 転勤時期について新型コロナの影響でまだ決まっていない中、上司から「明日課長との面談に行くように」と突然話がありました。時期が決まってから上司に報告しようと思っていたため、目的が開示されていない面談に焦った私は、その場で上司に報告することにしました。

 「急にすみません。彼氏が転勤になるので、退職してついていこうと思っています。時期はまだ確定していないのですが…。」

 転勤族の彼氏がいること、彼氏の転勤先に会社の拠点があれば、そちらにある部署に異動したいことは、以前から上司に伝えていました。ただ今回の事情から退職せざるを得ない状況であることを伝えたところ、初めは少し驚いていた上司も、理解を示してくれた様子でした。上司へ報告する前は、転勤時期が確定しない中でいつ上司に報告するか、どう伝えたらいいか、仕事をしながらいつも不安だったことを覚えています。

 翌日、課長との面談が実施されたのですが、面談の内容は昇格の辞令でした。こちらも彼氏の転勤話と同様に、なぜこのタイミングなんだ…と思いました。その後彼氏の転勤時期が確定し、私の退職も2020年末に決まりました。

 

同僚へ「彼氏についていくことにしました」

 退職日が決定した後業務への影響を考慮して、早めに関係各所へ退職の報告をすることになりました。彼氏がいることを知っている同僚は多くなかったため、突然の報告にかなり気を遣いましたし、どんな風に思われるかとても不安でした。この時「彼氏についていく」と伝えることに感じた抵抗感や、今回の経験で変化した気持ちについては、別の機会にまとめてみたいと思います。

 

初めての退職報告を経て

 退職報告の中でやっていて良かったことは、上司と自分の状況について事前に共有していたことです。何も知らずに報告するのと、事前に情報共有をしているのとでは、退職を報告するときの精神的な負荷が違っていただろうなと感じました。どこまで共有するかといった程度の問題や、そもそも信頼が置ける相手かといった人間関係の問題もありますが、自分の状況について知っている人がいるのは、いざという時の安心感がありました。

 

まとめ

 以上が私の初めての退職報告です。新型コロナの影響もあり、彼氏から転勤の連絡があってから実際の退職まで約9か月かかり、2020年は仕事や人生について大きな不安と混乱の中で過ごした1年になりました。その分、色々な情報を調べたり、自分がどうしたいのか考えるきっかけも沢山ありました。退職の理由はその時々で違うと思いますが、次に退職する時だけでなく、今後の人生を考える時にも今回の経験を活かせたらなと思います。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。