避難してみてわかったこと(8/13-14 広島大雨避難レポート)
お泊まり避難の実施
8/13(金)~8/14(土)の1泊2日、避難指示、緊急安全確保の発令に従って避難所に避難しました。今回は前回の避難と比べた感想と、新たな気づきについてまとめてみたいと思います。
避難状況
今回の避難状況は以下の通りです。
8/13(金) 夜:避難指示発令 →避難開始
8/14(土) 昼:緊急安全確保発令 →夜、雨脚が弱まったので帰宅
避難の振り返り
前回の避難と比べて、よかった点、改善が必要な点、新たに気づいた点をまとめてみたいと思います。
≪前回の振り返りはこちら≫
▼よかった点
持って行くものが整理できていた
前回の避難の後、防災カバンを用意していたので、持って行くものを迷いませんでした。追加で必要なものは高齢者避難指示が出た時点で用意しておき、すぐに出られるよう着替えも済ませることができました。
避難指示発令前に、雨雲レーダーを確認していた
前回の避難では、避難しようと起こった時に激しい雷雨になり、避難が遅れてしましました。今回は、避難前に雨が弱まっているという予報を確認していたので、安全を確認した上で速やかに避難できました。
▼改善が必要な点
非常食の栄養が偏っていた
用意していた非常食は、長期保存のパンとようかんだけでした。どちらも味はとても美味しかったのですが、炭水化物と糖分に偏っています。不足しているビタミンやたんぱく質を補給できるものが必要だと感じました。
寝るためのグッズは持参した方がよかった
毛布などの休息に必要なものは、避難所から支給を受けることを前提にしていたため、持参はしませんでした。そして、前回同様、エアーベッドと毛布の支給を受けました。
しかし、緊急安全確保が発令され続々と人が入ってきた際、毛布しか受け取っていない人が続き、エアーベッドが4つしかないことが判明。しかも、1世帯に1つの支給で、ご家族5人で避難されていたところは、1つのエアーベッドを交代で使用している状態でした。
一方、単身世帯の私はエアーベッドを独り占めしている状態。ご家族の方に渡すことも考えましたが、その世帯以外にも、高齢者世帯もあれば、お子さん連れの世帯もありました。また、コロナ禍のご時世で昨晩私が使用したベッドを共有するのもどうかと思い、そのまま使わせていただくことにしました。
しかし、人目を妨げるものがない中でエアーベッドを独り占めするのは、肩身が狭かったです。そこで、次回からは自分で寝るための道具を用意し、エアーベッドの支給は受けないようにしようと思いました。
▼新たに気づいた点
虫よけスプレーが必要だった
体育館の中は常に足元の小窓開けられていました。そのため、夜寝るときに蚊が入ってきて手足を数か所刺されました。地味に嫌だったので、夏の避難には虫よけが必要だと気づきました。
口腔ケアは必須だった
日頃から寝起きの口内のべたつきが気になって、起きてすぐ歯磨きをするのが習慣ですが、避難所ではマスクをしたまま寝たため、余計に気になりました。今回は避難人数が少なかったため、問題なく歯磨きができましたが、使える水回りはトイレの手洗い1つしかなく、小学生の背の高さのため、とても使いづらかったです。人が沢山避難してきた場合は使えない可能性もあるので、短い時間で洗浄できるマウスウォッシュを用意しておいて正解だったと思いました。
振り返りを踏まえて購入したもの
避難して気づいたことを忘れない内に、避難中にAmazonで必要なものを購入しました。今回購入したものは、非常食と虫よけグッズです。
用意していた非常食に足りないビタミンやたんぱく質などの補給のために、カロリーメイトとプロテインを購入しました。どちらも軽量で持ち運びやすく、個包装なので必要な分だけ持ち運びが可能です。出るごみも少量で済みます。
また、携帯サイズの虫よけスプレーも購入したので、夏場の避難には必須で持って行きたいと思います。
今回特に必要だと感じた避難所で寝るためのグッズは、いつくか目星をつけていますが、今日8/17(火)から 8/19(木)までタイムセールが実施されるので、その間に購入したいと思います。
まとめ
今回はお泊まり避難をしてみて、準備する前には気づけなかったことがいくつもありました。避難に慣れていないと、突然避難が必要になった時にとても不便だったかもしれません。今回の気づきを活かして、快適な避難生活を送れるように準備したいと思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。(^^)
おまけ
前回用意した防災カバンの他に、貴重品を入れる完全防水のサコッシュを用意しておきました。
これで水濡れ対策はしっかりできたように思います。また、反射材がついており目立つ色でもあるので、暗闇でも、人が集まっているところでも見つけやすいのではないかと思っています。なにより、自分の気に入ったものなので、避難が楽しくもありました。