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アラサー無職の日常

簿記3級に合格しました!

  こんにちは。今日は、簿記3級の合格報告や勉強の感想について投稿します。今年に入って、ITパスポート、FP3級と受験してきましたが、それらの試験と比べて簿記の勉強は、私にとって難しいものでした。特に、数字への苦手意識からくる勉強のモチベーション管理が大変でした。今回の記事が、同じようなお悩みを持っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

 

試験結果

 日商簿記の受験方法は、年3回実施の筆記試験と、通年受験可能なネット試験の2つがあります。私はネット試験での受験を選び、5/31(月)に最寄りのテストセンターで受験してきました。

 結果は無事合格でした。

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≪100点満点中70点以上で合格≫

第2問で5点失点しましたが、第1問と第3問は満点を取ることができました。

 

受験の目標

 受験の目標は、ITパスポートの時から変わらず、一発で合格することでした。もともと資格や試験の勉強を始めたきっかけが、久しぶりに勉強することに対しての自信を取り戻すことと、勉強の習慣化をすることだったため、勉強を途中でやめたくなるようなこと(試験においては不合格になること)が無いようにすることが目標でした。

 また、無職で勉強する時間が沢山あるからこそ、落ちるのは恥ずかしいというプレッシャーもありました。

 自分が決めた目標や背負ったプレッシャーの中で、絶対に一発合格するという目標を今回も達成することができて、自分への自信につながりました。

 

モチベーション管理の取り組み

 ITパスポートやFP3級の勉強と比べると、簿記3級の勉強は私にとって難しいものでした。中学で数学に対して苦手意識を持ち、高校でも克服できなかったことから、数字そのものへの苦手意識が強くあります。

 また、選択肢から正解を選ぶITパスポートとFP3級の試験と、答えを記述しなければならない簿記とでは、テスト形式の違いによる難しさの違いも感じました。今までの資格の勉強よりも苦労が多かったので、その苦労を和らげるために行ったことを2つ取り上げてみたいと思います。

「落ち込んで当然の期間」と心づもりをする

 簿記3級の勉強でなによりも苦労したのは、モチベーションの管理です。1番きつかったのは、問題集や模擬問題に取りかかっていた時でした。問題集を解けば間違いだらけで、間違えた問題の復習をするだけでもかなりの時間を要しました。(FP3級の勉強と同様、PowerPointを使って誤解答集を作りました。)

 また、模擬問題を解いても試験時間内に解けなかったり、合格点に達しないことが続いたため、本番の形式で問題を解くことへの緊張感、採点していく時の一喜一憂が、体力的にも精神的にもしんどかったです。

 それでも、沢山問題を解くことと丁寧に復習することが得点アップにつながることを今までの経験から学んでいたので、その期間は「落ち込んで当然の期間」として心づもりをすることにしました。あらかじめモチベーションの基準を下げておくことで、「今は落ち込んでいい時期だ」と、マイナスな感情を抱くことを否定しづらくできたように思います。

 そのように辛い時期をなんとか凌ぎながら復習に取り組むと、問題を解くごとに合格点を超えた点数をキープできるようになっていったため、心の持ちようを変えてみて良かったです。

できたことにも目を向ける

 落ち込む気持ちに向き合いながら取り組む中で、できなかったことばかりに目を向けて、できたことを見落としているのではないかという気持ちにも至りました。そこで、社会人1年目の時に作っていた日報に似たものを作ってみることにしました。

 その日報には、当日やった業務、できたこととできなかったことの振り返り、改善するために明日やることを書いていました。その形式に倣って、簿記3級の勉強についても日々振り返りを書いてみることにしました。

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 誤解答集ではできなかった部分しか触れないため、達成感を得ることは難しかったです。一方日記にできたことを書くことで、できたこともこれだけあった!と、より偏りのない評価に正すことができたように思います。

 また、次回はできたことができなかったことの数より多くなるように頑張ろう!というやる気の向上にもつながりました。

 改めて日記を振り返ると、得点の伸びやできたことの数が増えていることを確認することができました。例えば、5/17(月)には69点だったのが、約1週間後の5/25(火)には97点まで伸び、できなかったことも空欄になっています。

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 自分のための記録であることから、内容の精度はある程度度外視していますが、目的である「できたことにも目を向ける」という効果は感じられました。

 また、仕事で行っていたことが資格の勉強にも役立ったことの満足感も得ることができました。

 

まとめ

 今回簿記3級の試験に挑戦して、苦手としていた数字を扱う試験に合格できたことは、とても大きな自信につながりました。今後、2級も受験しようと思っているのですが、今回得た小さな自信を元に、粘り強く取り組んでいきたいと思います。

 来週6/13(日)に実施される筆記試験を受験される方は、今現在追い込みの時期だと思います。当日受験できるように体調管理にお気をつけて、無事合格されることをお祈りしております。

 以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)

 

関連記事

▼FP3級の勉強で取り組んだ内容は、こちらの記事に書きました。

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▼資格・試験の勉強を始めた動機については、こちらの記事で少し触れました。

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▼日報を書く等、社会人1年目にやってよかったことは、こちらの記事に書きました。

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